こんにちは。 Finschia財団です。
財団は現状、2024年1月26日午後2時22分(KST)から〜2月2日午後2時22分(KST)まで、「Finschia x Klaytn Mainnet Merge」(FGP-22)案件に対するガバナンス投票を実施中です。 また、1月25日(木)改正案を発表してから、ガバナンス参加社とコミュニティから「エコシステム参加者向けの説明及び意見反映過程の必要性」の観点で以下のご意見を公式に聴取しました。
- ガバナンス参加会社として統合提案に関する事前共有がなかったため、情報が不足していて、その背景と効果に対する追加情報と検証期間が必要だというご意見
- 統合の提案が1月16日(火)に登録されてから、主要方針変更を載せた改正案が1月25日(木)に公開されたため、追加説明及び投票期間が必要であるという意見
- 改正案の発表時点と投票開始時点の間に余裕がなく、参加会社によっては最終見解を出すに情報が足りなかった状況で委任選択権的に制限が発生してしまったという意見
特に、Finschiaガバナンスの参加者であるA41は、「統合トークン、ガバナンス、技術の観点での十分な説明がなかった状況で、コミュニティの十分な支持をもとに進めることができるようにしたく、No with Vetoに投票する」という立場を明らかにしました。
財団は、このようなご意見が、1)ガバナンス参加社と事前共有はできない特殊性を持つ案件であったということと、2)異例的に改正案を追加発表したという状況の特殊性によって発生したと判断しております。 特に、本提案に関する説明不足によるNo with Vetoについては、提案させて頂いた財団としても大きな責任を感じています。
つきまして、統合案件に対して以下の日程で主要ガバナンス参加社とコミュニティを対象に追加説明期間を持ち、投票期間を調整することが必要であると判断しました。
- 01.30(火):変更理由の告知
- 01.31(水): 投票の一時停止
- 02.01(木)~02.07(水):追加説明期間
- 02.08(木)~02.15(木):投票期間
ただ、こちらの投票期限調整はエコシステム参加者向けの説明及び意見調整を目的としており、交換比や追加エアドロップ等を交渉するために実施されるものではありません。
更に詳細な説明と検証が必要なガバナンス参加会社は、財団にご意見を提示してください。 財団は、ガバナンス参加社のご要望を反映し、調整された期間中に統合プロジェクトに対するより深いご理解と共感が形成できるよう最善を尽くします。
なお、本日よりFinschiaコミュニティで更に活発なやり取りとAMAを実施し、コミュニティのご意見を積極的に聞き取り、理解度を高める時間を持つように致します。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
Finschia財団